【TOTOショールームで高齢者疑似体験】
年を重ねると身体機能が低下すると言われていますが、どんな風に?
それを体感するため、TOTO広島ショールームの「住まいのバリアフリーセミナー」に参加しました。
手首におもり、両ひじ・ひざにはサポーターを巻きつけ、足首には左右違うおもり3.75kgをつけて 私もインスタント・シニアに。
腕・ひざの関節は曲がりにくく、手足も重くて 始めはふらついてしまい 前に歩くのさえもやっとこさ。
この状態で、ショールーム内の洗面所、浴室、キッチン、トイレのコーナーをまわりました。
こちらの洗面化粧台は、引き出しタイプになっていて中身がひと目で分かるので 取り出すのに困らないのがいいですね。
従来の洗面化粧台は、開き扉を開けて「よいしょ」、ひざをかがめて中をのぞき 洗剤を取り出します。
ひとつの動作を終えただけで「ふぅ~」
手をのばして上にあげるのもひと苦労。
キッチンの吊戸棚のものを取り出すのも楽ではありません。
ボタンを押して昇降収納を上げ下げできる商品はとても便利ですね。
【写真は、奥行1m20cmのトイレの空間をイメージしています。
便器の前スペースが10cm広がると、立ち座りと衣服の着脱に余裕がもてます。
TOTOでは、このスペースが確保できるように、また狭い空間で無駄な動作をしなくてすむような商品をおすすめしています。
手すりも 便器に腰かける時、また立ち上がる時は 水平のタイプが力が入れやすいことも体験して分かりました。
老化や病気がきっかけで、日常生活における動作がしづらくなります。
自身の身体で不自由さを体験することで、バリアフリーに対する理解がより深まりました。
これからリノベーションに生かしていきます。
山根木材の中古住宅 STOCKHOME(ストックホーム)
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