【旭園の家⑤:耐震補強工事を行いました】
大がかりな解体作業の後、着々と大工工事が進んでいます。
今回は耐震補強工事の様子をレポートします。
解体の後再度耐震診断を行い、解体前に立てた補強計画を調整しました。
右側の図の緑色の部分が追加する耐力壁です。1階に追加していきます。
1階廊下とリビングの間の壁を取り払い、横架材(桁)補強をしました。
写真手前の柱を2本抜き、長さ4mの桁を入れました。
梁成が36cmもあるこの桁、とても迫力があります。
大工さんが二人がかりで担いで持ち上げました。
80kgもの重量がある米松の桁。
「この掛矢を使って 叩いて入れましたよ」と大工さん。
新築の現場は、大きい桁や梁などの構造材はレッカー(クレーン)車で吊って運んで組みますが、屋根も外壁もでき上がっているリフォームの現場ではそうはいきません。
狭い場所での作業は大変ですが、大工さんは知恵を使って仕事をされます。
発想が合理的で、現場で教わることは多いです。
続いて2階は、金物を入れて補強しました。
2階踊り場は 間仕切り壁と柱を取り払い、上部に桁を入れています。
1階の耐力壁も追加しました。
耐力壁を作る際は、土台から上部の横架材(桁)までをつなぐように 構造用合板を貼ります。
工事が始まり、早くも1ヶ月が経とうとしています。
大工さんは2階で奮闘中。
床の下地と天井が終わり、窓やクローゼットの枠を取り付けて 壁を仕上げていきます。
部屋の窓は開けて作業をしていますが、前面道路は車の通りがほとんどなくとても静か。
窓の外から聞こえる鳥のさえずりと大工さんの作業の音だけ。
窓から見える空はもう冬。
前面道路に出ると ご近所の菜園が見えます。
一面に大ぶりに育った葉牡丹(はぼたん)は 葉の中央が紫とクリームに色づき、収穫時期を迎えています。
東に3分ほど歩いた吉見園との境にある並木路は、桜紅葉(さくらもみじ)がきれい。
冷たい風が吹くとはらはら~ そろそろ見おさめです。
いよいよ2週間後より販売を開始します!
年明けの工事終了までの約1ヶ月間、限定で工事中の現場をご見学いただけますので、是非お問合せください。
旭園の家:販売情報 12/13 販売を開始しました。
旭園の家⑥:間もなくお披露目です。
旭園の家④:リノベーション工事が始まりました。
旭園の家③:駐車場をつくります。
旭園の家②:建物現況調査(インスペクション)を行いました。
旭園の家①:駅徒歩5分、築40年の家を買い取りました。
山根木材の中古住宅 STOCKHOME(ストックホーム)
Tel :082-250-8777 (9:00-17:30)
E-mail:y-renovation@yamane-m.co.jp