【旭園の家②:建物現況調査(インスペクション)を行いました。】
前回に引き続き、元のオーナー様のお引越しが済んで、建物現況調査(インスペクション)を行いました。
STOCKHOMEでは、「1.瑕疵保険適合調査」「2.耐震診断」「3.床下調査」の3つの検査を販売前に行っています。
(RC造の場合など、耐震診断・床下調査を行わない場合もございます。)
中古住宅選びの際に耳にする「インスペクション」という言葉。
これには統一された調査基準はなく、各社によってその内容は異なるので、注意が必要です。
「インスペクション」は、内容から3つの段階に分けられます。
①目視などによる劣化箇所の把握②不具合の原因を判断するための詳細な調査③リフォーム実施前後の劣化状況と性能の把握
一般に流通する「インスペクション済」として販売されている住宅には、①だけで済ませているものが多いのです。
①では主に壁や基礎、屋根などに割れや欠損がないかなど、状態をチェックしていきます。
しかしながら、①の調査だけを受けて表面的にきれいに補修したとしても、後から「耐震補強が必要になった」「床下に白アリが出て土台がボロボロになった」と言って多額の改修費用がかかる可能性があるのです。
そのためSTOCKHOMEでは、②③に当たる耐震診断や床下調査まで行っています。
「1.瑕疵保険適合調査」については、こちらの記事をご覧ください。
この「瑕疵保険適合調査」を改修前に受けることで、全体の補修箇所の有無を把握できます。
「2.耐震診断」では、構造柱や耐力壁の位置、材質などを調べて、家が地震の揺れに耐えられるかどうか診断します。
耐震診断を受けると、こんな診断書がもらえます(画像が粗くてすみません…)。
この診断書を元に、建築基準法の数値をクリアする耐力を持たせられるよう、耐震補強計画を立てていきます。
「3.床下調査」では、土台などの木部に腐食がないか、シロアリによる被害・兆候がないか、給排水管の水漏れがないかなどを調べます。
シロアリ対策の「防蟻工事」は、5年毎に行うのが適切です。
STOCKHOMEでは、シロアリの有無に関わらず販売前に必ず防蟻工事を行います。
これらの調査の結果を踏まえて、これからリノベーションプランを検討していきます。
次回をお楽しみに!
旭園の家③:駐車場をつくります。
旭園の家①:駅徒歩5分、築40年の家を買い取りました。
山根木材の中古住宅 STOCKHOME(ストックホーム)
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