【対厳山の家①：数奇屋門のある家を買い取りました】

風格のある数奇屋門と日本建築が特徴のこのお家は、21年前に山根木材で建てられました。

立派な門構えと 格子戸の奥に続く玄関アプローチ。
軒にかかる銅製の雨樋と 軒下の吊下げ灯籠。
２階に見える 木製の雨戸の戸袋と手すり。

その佇まいに期待と想像が膨らみ、初めて家の前に立った時は興奮を隠せませんでした。

軒下の吊下げ灯篭とお庭

引渡しの日は、雨。
庭一面に広がる苔は、水をたっぷり含んでふかふか。

庭一面に広がる苔

左奥、石灯篭の傍の手水鉢には 水琴窟の仕掛けが。鉢からあふれた水が水滴となって落ちていく際に共鳴音を響かせるように造られたそうです。
花木は、紅葉、梅、サザンカ、チャセビ、ケラマツツジ、ボケ、カルミア、野生ラン。
手彫りの石灯篭は、敷地内になんと６種類も。

手水鉢と石と茶の木

つくばいの配置や敷石についても、オーナー様より教えていただきました。
露地の苔むした風情は何とも趣があります。

織部焼きの釣瓶

こだわりが行き届いたお庭に感激しました。
和室と広縁からの庭の眺めもまた素晴らしいです。
次回、ご紹介します。
 
 
 
対厳山の家②：数寄屋門をくぐって中へ入ると…
 
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